先頭車両(経営者)にしか動力を持たない経営を《機関車型経営》と言うとすれば
全車両(社員)に動力がある経営は《新幹線型経営》と言えるだろう。
圧倒的な「人心掌握術」「牽引力」「経験」「瞬発力」「勘」…
創業経営者に属人化されたこれらの〈人間力〉や〈経営力〉が
後継者たちにないとすれば、それ以外の“力”で経営しなくてはならない。
その鍵となるのは、組織力―。
この力を最大限に引き上げることは重要であるが
それと同時に社員同士の連関性を高めることが重要である。
それまで創業経営者によってつながれていた役員や幹部、
そして社員同士のつながりを、創業経営者不在の中強めていくためには
共通目標・共通言語が必要になる。
つまり、数字―。
それでは、具体的にどのように変化していかなくてはならないか?
マネジメントと教育の2つのキーワードから考える。