２０２４年１１月、設立４０周年の節目を迎えた『株式会社キツタカ』は、厳選された素材と熟練の技術で他社の追随を許さない和室の老舗総合メーカーだ。

橘髙勝人社長の傑出した行動力で幾度の転機を好機に変え、
業界を牽引するリーディングカンパニーにまで成長を遂げた同社だが、
急成長したが故に組織体制や社員へのフォローについて
問題を抱えるようになっていた。

匿名の社員アンケートでは辛辣な意見が続出――。
若き後継者である橘髙太聡専務は、ここに大きな気づきを得る。

リーダー育成と人事評価制度で【自走組織】【小集団経営】を実現し、
シュリンク傾向にある業界においても好調な業績をキープ、
次なるステージへと成長を続ける同社の改善の軌跡を紹介する。