1968年の創業以来、板金溶接から精密機械まで多様化するお客様の要望に
確かな品質で応え続けてきた『株式会社精和製作所』。
同社を率いる代表取締役社長 金井謙治氏は、
28歳という若さで事業を引き継ぎ3代目社長に就任。
事業規模の縮小とそれに伴う組織体制の変更、
そしてそれまで手掛けていなかった分野への挑戦……。
大きな転換期の只中での事業承継だった。
「入社した当時は部門別会計もなく、
こんなに仕事をしても儲からないのはどうしてか、
理解できませんでした。(金井謙治社長)」
財務・収益、そして人・組織……山積する問題をいかにして乗り越えたのか?
今号では、さらなる進化を目指し加速する同社の“ワクワク経営”と、
金井社長と金井社長を支える幹部が取り組んだ改善の軌跡を紹介する。